部活動に関して議論が出尽くしているには「NO」だ。


       タイトルがいまいちわかりにくいのは申し訳ない。

    現在,多くの部活動問題に関する議論が収束に向かっている気がしてならない。

    いわゆる顧問拒否に成功した先生たちが,週末を謳歌して,「拒否すれば行政も動く」 というスタンスに移行しているからである。

    すなわちこれは思考停止の状態に陥っています。つまり他力本願になっていること。

    すべての先生が部顧問を拒否すれば,必ず行政は動きますが,はたしてどうか?

    未だに部活動をしたいがために先生になりたい人もいるわけだから,困ったことですよ。

    制度がおかしいなら,やはり議員擁立か? 維新の会が国会で部活に関する質問をしたそうだ。画期的であったが,いまいち即効性はない。ジャブを繰り返しても,部活制度をぶっ壊すにはかなりきついだろう。

    ただジャブは打ち続けよう!





      
      
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    小学校の先生の部顧問就任 部顧問拒否

    小学校の先生は,部顧問を断りやすいよな,と率直に思う。


    しかし,同じ職位が批判しあうのは良くない。


    中学校の先生も小学校の先生も一つの目標に向かって動くべき。


    部活動は地域へ移行すべき。


    スポーツを教えたい先生は,自宅近くで教えてください。地域の大人として。




    引用


    http://www.mb.ccnw.ne.jp/m-okaza/pedagogy81.html


    きょういく大研究81(2015.04.10)

    部活動顧問を法律で考えると

    1. 部活の顧問は「職務命令」でなく「依頼」するしかない……はず

      私の経験と論理で理解している範囲内だが、部活動顧問になるには校長の「職務命令」でなく、「依頼」で引き受けているはず。
     職務命令なら、やらねばならない。または、拒否すればいい。むろん拒否すれば、「職務命令違反」で処分されることもあるし、それを不服として裁判も可能だ。違法な職務命令は拒否しても処分はできない。たとえば、「コンビニでたばこを買ってくることを職務命令として出す」と校長が言ったら(言うわけないけど)、それはあきらかな「違法あるいは不適切な職務命令」なので拒否しても問題はない。逆に校長を訴えればいい。
     では、「部活動の顧問をせよ」という職務命令はどうか? これは、職務命令でさせることは「できない」と私は考えている。おそらく、今までも公的に「部活動を職務命令として出した」ということを聞いたことがない。むろん、あるかもしれないが、あるとしたらいろいろな条件なり状況なりがあったと思う。つまり、出さなければやむを得ない事情であり、他に代え難い事情があれば……。ちょっと、想像が付かないけど。あったら教えて欲しい。
     今まで「職務命令がありました」という教員に、本当かどうか、きちんと「文書」か「録音」で確認してみてくださいと言うと、後日「あれは、そんな職務命令という意味でいったんじゃないよ」とはぐらかされましたというのが、100%だった。今までは。これからは分からないけどね。
     で、ほとんどは本質としては「依頼」だと思う。校長に「部活動顧問をやれっていうのは、お願いですか、依頼ですか、職務命令ですか?」としっかり確認しないと、はじまらないし、分からない。
     それで、お願いや依頼なら「できます」「できません」と自分で決めればいい。ただ、職務命令ではないのに、簡単に引き受けてあとで困ることも起きる。たとえば、事故を起こしてしまったとき、校長が「君が自主的に引き受けてくれたんだから、責任は君にある」と言われてもしょうがないこともあるから、それは覚悟がいる。
     なぜ、私が「部活動顧問は命令できない」と思っているか、あるいは、賢い校長が職務命令をださないかを次に述べよう。

    2.部活動の勤務は、現状で違法、あるいは、違法状態であるから 命令は無理

     たとえば、午後3時に6時間目が終わり、3時半頃から部活が始まるとする。多くの場合、大抵はそのころから教員の休憩時間が始まる。そもそも教員はまとまって休憩時間が取れないが、取らないと違法状態になるので、休憩時間は子どもの授業が終わってからになる。だけど、実際は休憩時間も仕事してしまう。それくらい仕事が多いからね。ま、それはよくないんだけどとりあえずここでは問題にしないで、先に進む。
     そうなると、休憩時間に部活動指導をすることになる。勝手に子どもにさせておいて事故でも起きたら大変だから、今では、指導教師のいないときは練習を止めさせているのが普通。だから、休憩時間もきちんと取れないまま、指導に入る。これは、管理職として「休憩時間を取らせる義務」があるので、止めて欲しいけど、そうなると止めろと言わなくてはならないので、「休憩時間の部活指導」を結局放置することになる。(*休憩すら自覚していない教員もいるが、休憩時間は「自由利用」の法的原則があるから「職務を命じることはできない」のが普通の理解。)
     こうなると、法的にどういうことになるかというと、管理職の言い分はたいてい「休憩時間を取るのが正しいが、取り方まで私は言う権利はないの。先生方に時間としては休憩時間を与えているので、あとは自主的にどう使うかは責任取りません」ということになる。実際に、これは訴訟でもよく言われる(実際の判例判示でもある)。
     つまり「私は自主的に休憩時間を使って部活指導しているので、進んで休憩時間を部活動に充てています」ということになる。命令でやっているのでなく、顧問教員が自主的に、あくまで、「自分がやりたいからやっているんですよ」的な位置づけになる。
     むろん、「休憩時間も取れなくて、部活指導やっているんですよぉー」という愚痴というか、不満はあるだろうが、そんな風には法的にはなっていない。意志に反して「好きでやっているんです」と言うことに尽きる。
     これと同じように、勤務時間の5時を過ぎてもやっているのは、法的には校長の命令ではない、労働時間ではないと判断されているから、給与も関係ないのだ。(部活で出るお金の性質もきちんと確認してください。給与上の手当ではない。謝礼のようなもの)要するに、「自主的に好きでやっている」ということ。
     以前書いたが、もし、あなたが「勤務時間内に部活指導を命ずる」と言われたら、勤務時間が終わるころに、あなたの代替者を充てる義務が校長にあるし、本務でやるつもりだった成績処理や教材研究をいつやるか時間補償をする義務が校長にある。実際、私もそういうバカ校長がいたので、「替わり」と「時間補償」をきめてくれたらやりますと言ったら、「もういいです」と怒っていたが、怒りたいのはこっちじゃ!

    3.休日の部活動で試合引率の給与(時間外手当)を請求した事例

     で、裁判になった例をあげると、高校の部活動で、休日に大会へ引率していった先生が「休日出勤手当」を出しなさい!という裁判があった。
     その裁判で確定した判示として、簡単に言うと
    「「給特法」「給特条例」の要件を満たさない時間外勤務等の職務命令があった場合に、教職員がこうした職務命令に従う義務のないことは容認するにしても、さらに進んで当然に時間外勤務手当等の請求ができる……というのは採用できない」(昭和60年行ウ第25号措置要求に対する判定の取消請求事件)とある。
     まとめると
    ①部活の休日引率に言っても、休日手当や超勤手当は法律上出せません。まあ、しかし、それが自由意志を拘束し、恒常的なら、手当も無視できないよね。
    ②でも、校長の命令じゃないし、あんたが「自主的自発的」にやったんだし、恒常的でもないから今回は手当はでないよ。
    と言う話なのだ。で、管理職は職務命令も注意して出さなくちゃいけないよと読める。
     実は、これは、教員の超勤裁判全体に関わる重要な裁判で、単に部活だけにとどまらない、ブラック労働を止めさせるために、何人もの教員が超勤廃止を闘った裁判判示で引用されてきた。
     この裁判は、私の尊敬する愛知の先輩が、部活指導を当たり前のようにしてやったり、押し付けたりする同僚や管理職にむかっとして、たった一日だったんだけど、あえて引率して裁判を起こした例。私も若かったけど、勉強を兼ねて、全面的に協力して支援した。
     こうした裁判では教員の側が負けることが多いのだけれど、負けても、それ以降は、校長も当たり前のようにして、無理なことや、嫌がることを「無給で超勤」や「職務命令」でさせることはできなくなって、普通(笑)になった職場は多い……と思う。
     原則は、ノーワーク、ノーペイなのであって、むろん、ノーペイならノーワークでもある。そこは、それぞれの現場で、よい管理職とよい従業員で、健康に効率よく仕事をやればいいのである。本務労働ができなくて、誰かが病気になるような可能性のある職場は改善しなくてはならない……と、ここはみんなで一致できるでしょ。

     私自身も、大組合には期待しなかったので、いくつか本人訴訟を含め裁判はやってきたけど、たとえ敗訴しても、職場の実態は変わる。だって、残念だけど、相手は嘘付くからね(笑)。こっちは正しいと思っているから。論理的にきちんと公的な場所で、ケンカすることが一番いい。負けても、納得いくし。自分が間違っていると思ったら謝罪して撤退すればいい。裁判で負けるということは、間違っているというよりも、解釈の違いだからね。そこは、社会常識でしのげる。

     だから、私の部活動についての結論は、「趣味なんだから、楽しめればいいし、仕事なら、責任も伴うし、給与もでるんだからやればいい」である。問題は、仕事でもない趣味を、命令や圧力でやらせること自体が間違っているということ。しかも、姑息にも、教育論で「子どもは必要としている」などというから、余計に間違っている。「だったら、あんたがやれよ!」なのだ。そんなに必要なら無償の愛で校長以下管理職がやればいいのだ。あるいは、人を雇いなさい……ということにつきる。少なくとも部活指導はやらないけど、仕事はちゃんとやっているんだから、恥じることはない。部活をやめて子どもや親との関係がわるくなるんだったら、もともとその程度の「信頼」?だったんだわさ。

     「子どものため」で無理が通ると思ったら大間違い。断るときも、口頭で言う必要はない。一筆書いて「私は、諸事情で、勤務時間外に本務でない仕事はできません。勤務時間内には授業、教材研究や指導事務をするので、部活をする時間はありません。」と署名捺印して校長宛に出せばすむのではないかと、思ったりするのだが。
     もちろん、みんなにいい顔したい人や、スーパーマン的人間は、部活指導でもなんでもやればいい。残念だけど、学校によっては、後ろ指さされてなんぼの世界です。相手を理解するより、自分はこういう人間なんですと理解してもらう方が将来的にはいいです。
    以上

    (追記)裁判にいきなりしなくても、「措置要求制度」という勤務条件に関わる是正要求制度(無料)が公務員にはあるので、ダメ元でその活用も良いと思う。場合によっては、効果がある。これについては、いくらでもレクチャーできるけど、またの機会に。



    引用

    http://okazaki-oha.jugem.jp/?page=1&month=201504




    4月3日(金曜日) 部活動は、趣味活動なんだからね……



    部活動顧問を強制あるいは、義務化されているなんてことは、実際、信じられないし、馬鹿げている。教育論を語るまでもなく、部活動は子どもも先生も「自由選択」以外ではないと考えている。

     

    私はいちおう体育会系を自称している(愛知教育大体育科出身だからね)が、部活については、若いころから『部活は、暇な教員が、暇な子どもと、公的施設を遠慮しながら使ってやる趣味活動である』と主張してきた。公的施設は学校のこと。


    職員会でも常に、そう言ってきた。それは、決して部活をやっている子どもや顧問をバカにしていたのではない。本務労働に支障をきたさないことがまず第一だということだ。趣味なんだから、教員の本務労働ではないということ。

     

    もちろんボクも部活の顧問を若いころやっていた。体育会系だからね。楽しかったけど、つまらないこともたくさんあった。陸上顧問では、市の大会の運営にかり出され、決勝審判中に居眠りして叱られた。だって、毎日部活指導で疲れていたからね。水泳部の部活は塩素が苦手で水に入ることは少なかった。で、泳げる子どもたちが、ガンガン泳いでいるし、スイミングクラブの指導が優先されるから、べつにぼくでなくてもいいじゃんと、馬鹿馬鹿しくなって、学生時代にやっていたバイトの監視員のが、まだましだなと思った。だが、水泳指導は結構うまいと思っている(自慢?)。

     

    サッカーは自分が好きなのでやっていたが、大会でどんどん勝ってしまうと、準決勝とか決勝の試合が土日になるので、できるだけ、勝たないようにしていたのだが、つい勝ってしまい、せっかくの休日に映画も見に行けなくなったので結局気持ち的には中途半端だった。子どもにも、休みたいときはやすめばいいといっていたので、土日は参加しない子どもも結構いた。そうすると、補欠だった他の子が出られるので、喜ばれた。

     

    30歳になって、自分の子どもの世話もしなくてはいけないので、部活指導辞めますと言ったら、校長と教頭に引き留められた。でも、「ホント子育てで忙しいので無理です」と言った。すると、子どもたちと親たちが引き留めようと署名運動をやった。それで、校長に、「部活は職務命令だせるのかな」と聞くと、「命令できません」と正しい答えを言うので、辞めた。でも、だからと言って、子どもたちと関係が悪くなることはいっさいなかった。当たり前だけど。ちゃんと授業やってるからね、関係なんて悪くなるわけない。

     

    でも、しつこい教頭がサッカー部はどうなるんだと聞くので「趣味なんだからやめればいいじゃないか」と言ったら、わかったと言って休部にした。しばらくすると、他の暇な先生が、子どもを募集しはじめたので、よかったなあと思った。しかも、子どもと保護者に「オカザキ先生は子育てもあるので、遅くまで学校にいられない。だから、部活は中止します」と説明をしてくれた。いい教頭先生だった。

     

    部活動は本務外労働なので、勤務時間外勤務の命令は法的に出せない。嫌がるのを無理矢理命令したら、訴訟で勝てるとボクは思っていた。親しくしている、ある校長が「時間内だったら命令できるのかな?」と聞くので、難しいけど、時間内なら命令できるかもしれないと応えた。でも、そうなると、勤務時間終了時刻が来たら終わらねばならないので、そのために、退勤時刻のとき顧問が「あとたのみますね」と言ったら「分かりました、責任を持って管理職で面倒見ます」と言わなくてはならない。「まず、現実的には無理ですよね」ということ。

     

    ぼくは、「命令をきちんと出させてから勝負する」という方法をとりたいのだが、今まで、そういって命令を出した校長に出会ったことがない。むろん、命令は文書でも口頭でもいいが、記録されたものでなくてはならない。あとで「そんなこと言ってない」なんてのは困るから。「はい、録音しますから、言ってください」とテープレコーダー(昔ですからね)を出して交渉した。

     

    保護者は時間外部活動は違法性が強いということを知らない。だが、私たちは公務員だから、正しい法律は守らなければならない。時間外での部活動の職務命令は超過勤務の限定四項目外で違反になるはず。もちろん習慣的にあるいは継続的になれば、本来は出せないはずの「超過勤務手当」を出さなければならない。むろんそれは給特法上も無理だけどね。

     

    この論理は、現実には、ボクの尊敬する先輩である林さんの裁判判示である。そして、確定している。今や教員の超過勤務手当請求裁判には、必ず引用される福田判決です。リアルタイムでぼくはこれに関わったのでよく知っています。

     

    部活がやりたくて、超過勤務してもやりたいのなら、最初に言った「節度」(自由な趣味活動)を持ってやってもらえれば、まあいいでしょう。しかし、それが「普通」みたいに主張するのは、ちょっとおかしいし、ましてや部活動顧問を無理矢理させるのは、違法行為をすすめているみたいです。犯罪にもなりかねない。


    すくなくとも、部活のせいで、他の会議や打ち合わせ、教材研究が、遅くからしか始められないとすると、それはかなり問題だろう。

     

    もちろん、教育論的にも部活はいろいろと問題がある。今回は述べないが、先験的に部活=善という考え方は稚拙です。とりあえず、そんな気がします。

     

    保護者でもし部活をやってほしいと思うなら、黙っていないで、教育委員会にもっときちんとした制度的保障をしてもらうよう要求した方がいいように思います。以上終わり。

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    乾 東一郎 (いぬい とういちろう)

    Author:乾 東一郎 (いぬい とういちろう)
    乾(いぬい)は多くの先生の意見や寄稿をブログに打ちかえています。
    !(^^)!関西を愛しています。  
    サイト主の記事と代筆で構成。

    教育時事ネタ,授業,部活,社会体育,貧困,うつ病,大阪記事。

    うつ病の先生をなくしたい。

    部活動を地域に移行したい。
    学校対抗をやめて,地域対抗にしたい。
    部顧問したい先生は地域で指導しなされ派。



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